uraurann的野球ツッコムブログ

20年以上野球を観てきて個人的な疑問と勝手な解釈をつらつらと書いているブログです。

二段モーション

 西武の菊池雄星投手の投球フォームが二段フォームで違反投球になっていることが

問題になっている、ユーチューブで検証動画をアップしていたので見てみたが確かに

指摘されても致し方ないくらいサウスポーである菊池投手が踏み込むために足をあげる

右足の方が抱え込む瞬間にクイックイッと二度小さく上げているのが見て取れた開幕

間もない4月はそうでもなかったがいつの間にかそうなってたみたい審判の方も二段

ぽいのを以前からどうやら注意していたようで、なかなかモーションが改善されないから今回注意に踏み切った形をとったらしい。

 どっちが悪いとかどっちが正しいとかのいたちごっこを外野がやっても仕方ないので

当人同士がお互い納得いく形に収まるようスッキリするまで落としどころをみつけて議論すればいいと思います。今年の菊池雄星投手は例年以上の働きでサウスポーからキレキレボールを投げ込んで防御率も1点代をずっとキープしていました。スピードガンよりも体感的に早く右ピッチャーよりも見える上に150キロ後半をマークするんだから

そうそう打てるわけではないです、MLBニュースの司会進行を担当していた女性と結婚

したことも責任感など含め活躍の要因かもしれませんが、こういう二段モーションなどで変にケチが付くとこれまでの努力が水の泡になりかねない投球フォームの恩恵で勝ててた抑えられていた印象になってしまい残念な感じになってしまいます。せっかく西武

も調子がいいので優勝やクライマックスシリーズに向けて悪影響にならないといいですが・・・。

 そもそも二段モーションはバッターからしたらどうなのだろうか?バッターの方も相手が投げる瞬間に合わせてタイミングを取りにいかないといけません手元を離れた瞬間にあっという間にキャッチャーミットにボールが収まります。なのでこの前まで例えば

一度しか足をあげてなかったのに今日二度あげてるようになっていたらタイミングが取りづらいのは当たり前で試合中に一度だったり二度だったり統一性がなかったらさらに

打ちづらくなります。二段モーションが違反投球扱いになるのもこう考えるとバッター目線から心理を思うと致し方なし、菊池雄星投手がそれを意識的やっていたのか無意識的なのかは分からない本人しか知るよしもありません。菊池投手の方もなぜキャンプ中とかではなくてシーズン終盤に差し掛かっている今なのか?疑問を審判団に向かって投げかけているようですが、どうもそこら辺のルールなどが一本化しない行動しない曖昧な感じに流れていくようなところが日本プロ野球機構にはあるように昔から感じてしまいます。ファンなどの外から見ている方がモヤモヤ感満載なのだから現場はもっと何となくしっくりこない雰囲気の中日々試合をこなしてプレーしているのだろうなぁと想像できます。

 二段モーションが不正投球扱いされてなかった時代2000年前半までくらいかな?

昨年引退したハマの番長こと三浦大輔氏や現シアトル・マリナーズで当時近鉄バファローズの若きエース候補のような感じだった岩隈久志投手も投球フォームの際に足を二度上げるスタイルをしていましたランナーがいないセットポジションの必要がない時に

筆者も子供の頃にバッターピッチャー問わずプロ野球選手の気に入ったフォームをよく

マネしていましたが、三浦氏や岩隈投手の足をクイックイッと二度投げる瞬間に上げる二段フォームも好きでよくマネしてた覚えがあります。だから二段フォームがダメになってそういうのが見れなくなったのはファン心理としては寂しい限りでやっぱり同じような選手ばかりだとつまらない個性的なものをどこか求めてしまうのも人の性なのかもしれません。

 メジャーリーグの方は言っちゃ悪いですが、良い意味でこんな投げ方していいの?って感じの投手がいっぱいいます。向こうは球場の作りを見てもどこか遊び心が含まれています。国が違う選手層が違う広さが違うなど言ってしまえばそれまでですが型にはまり過ぎかな~という印象を受けるし型にはめるにしても基準をどこに持っていっているのかが疑問な部分が多々ある感じがしますね。

 今回棚の上にあげられた菊池投手も将来的にメジャーリーグに挑戦したいみたいだし

左の速球派は珍しいので個人的には見てみたい和製カーショー目指してチャレンジして

欲しい今回のことでフォームを崩したりぎこちなくならないようにこれからも持ち前の

クロスファイヤーの披露をお願いします!。