uraurann的野球ツッコムブログ

20年以上野球を観てきて個人的な疑問と勝手な解釈をつらつらと書いているブログです。

内野と外野の守備範囲の差はどこからっすか?

 守備範囲の広い内野手や外野手ならヒットになっているはずのところをアウトにしているわけで、それによって失点も減らすことに繋がりチームの勝利にも貢献している。

肩の強さは抜きにした守備範囲とはなんぞや・・・。

大体の野球場はホームからセンターバックスクリーンまで120mくらいホームからレフトやライトのポール際まで100mくらいでその中で内野手と外野手がポジション別に配置される。打者によってインコースアウトコース得意なコースなどはあるはずで

高めが好きだったり低めが好きだったり変化球やストレートによってゴロになる確率や

フライになる可能性がそれぞれ違ってくるはずで自ずと打球の速度やコースは千差万別

それぞれ選手によって素人が分からないような打球の特徴があると思う。チームに専門のデーター解析をしている人がいるのだろう、振り回してくる外国人のパワーヒッターは引っ張りの傾向が強かったり非力なバッターはどうしてもストレート系統に弱く差し込まれるケースが多いなど一つ一つは何気ない大したことないが積み重ねてみると一定の方向性が人間の性格のようにあらわれる。そこらへんを計算して打球が飛んでくるところを予測してより確率が高い方向へポジショニングをとる一球一球カウントによって

微妙に変えていてそのわずかな差異がギリギリのプレー勝敗を左右するファインプレーにもなりうる。内野手ならなおさら動きが複雑でダブルプレーカバーリングなど動作

が外野より多いからより難しいし判断力が問われやすい、一昔前なら巨人に在籍していた仁志敏久セカンドのポジショニングの上手さには定評があった本来ならヒットだった当たりをポジショニングによってアウトにしていた。現在なら仁志と同じセカンド

守っているカープ菊池涼介選手が最も守備が上手いと言われていて、その理由としては肩の強さだったりスローイングの速さなどあるが普通のセカンドより深めに守っていてその分追いつける打球も捌ける打球も増えて結果的に守備範囲が広いとされています

足の速さ、一歩目の速さ、打球判断、予測やポジショニング、経験測、俊敏性など色々

なこれらの要因を踏まえて守備範囲は広くなっていく。

 他のポジション内野なら要のショートストップは三遊間の当たりもセンターへ抜けていくような二遊間の方へのゴロなどの打球などセカンドと並んで内野手では範囲を求められる巨人の坂本勇人選手や西武の源田選手、ソフトバンクの今宮選手などは守備範囲

の広さに定評があるとされているデータにも表れています。逆シングルできわどい打球を取ってすぐさまファーストなどに送球しアウトにするのがショートやセカンドの醍醐味カッコ良さ上手さにもなっていく。

 外野手などは内野手のようにそこまで複雑な動きなどはないが、打った瞬間にどこに

打球がいくかまたは落ちるか瞬間的な判断力が必要になってくる一歩目が違うだけで、

取れなかった打球が飛びついて取れたりするなんでもないフライを一歩目が遅れて飛びついて取れたことによってファインプレーに見えることもあるが、中日の大島選手などは持ち前の足の速さなどを活かして外野で一番守備範囲が求められてくるセンターでも

幾度となく前に落ちそうな当たりや後ろに抜けそうな越えそうな飛球をキャッチしてしまう。個人的に一番記憶に残っているのは当時横浜にいた村田修一選手のあわやサヨナラになるような左中間へ真っ二つに抜けそうな当たりを元ドラゴンズの英則選手がセンターから俊足を飛ばして駆けてきて飛びついてキャッチした守備が凄かったと印象強く

残っています。

 守備の上手さ守備範囲の広さや打球への判断力の高さは努力も勿論あるがセンスな

部分は大きいんじゃないだろうか?どこか野生の勘のようなこっちにくるんじゃないか?といような第六感のようなものに左右されるんような気がしてしまう。