uraurann的野球ツッコムブログ

20年以上野球を観てきて個人的な疑問と勝手な解釈をつらつらと書いているブログです。

なぜ3割しか打てない、7割は打てないのか?

あのイチローでも4割バッターに達したこたはない、どんなに良い広角に打てるアベレージヒッターでも7割は失敗する世界だ。高校野球中継を見てると4割5割何分を

打っているバッターが時たまあらわれるがピッチャーのレベルやストライクゾーンや

相手の守備力や試合数の数など踏まえて一部の優秀な学生はチームの中に一人か二人はいる。そういう子たちが一握りのドラフト候補にあがる。そんなドラフト候補の中でも

さらに能力的に抜けた人材の集まりであるプロ野球の世界では、さすがに4割超えは

難しい。

 ピッチャーも一昔前は直球、カーブ、スライダー、シュート、フォークぐらいが主な

球種だったが現在はツーシームやフロントドアと呼ばれるメジャー特有の曲がる球種が

日本のピッチャーの中でも投げる人が増えている当然それに対応しなければならない

バッターの方も試行錯誤しなければならない。ストレートの球速も今や150キロ以上

投げる選手も少なくない直球と変化球の両方に投手とバッター間の短い距離で上手い具合に対応していくのが良いバッターの条件の一つだ。ストライクゾーンもプロの狭さに

とまどう選手が入団した当初は多いみたいだ、確かに甲子園の審判の判定の方がいささかアバウトさがあるのが見て取れる。自分がどんな球種やゾーンが強いのか相手ベンチのはデーターを常にとられている、しばらくすると傾向と対策を研究されて仕事をさせないようにされるのでバッター側も技術などを日々鍛錬していかないと成績に反映されなくなっていって野球人生が短くなる危険性が高まる。

 バットに当たってゴロやフライを打っても相手の守備陣形が鉄壁なら捉えたと思った

打球やいい角度で上がった打球もファインプレーされる確率が高校野球に比べたらやはり多い高校野球の方がエラーする割合が多いし何回も同じ相手と試合するプロ野球では

その選手の打球の特性や方向性がデーターとして割り出さるほど集まる極端な選手だとシフトがひかれたりする目には見えずらい守備位置も打者の打率を下げさせる要因の一つ、勿論高校野球大学野球や社会人野球でもプロ並みそれ以上の守備力を持った選手はいるが意識のなかでは学生の部活動の延長上なもので、プロの場合は高い給与をもらいながらだから「仕事」の一端になってくる。甲子園だとエラーした選手にまだ温かい

声援が送られるがプロになるとブーイングや罵声に変わる選手自身もエラーしたら凹む表情があからさまにでる。プロ野球選手には当たり前に打球を取って投げて処理することが外野からは求められる。なのでバッターの方もプロになってからは今までならヒットになっていた内野安打になっていた当たりがアウトになる打率はその分あがらない。

そう考えると一番始めにベースボールのルールを考えた人は上手く丁度いいような塩梅で塁間の距離や守備位置や人数を配置したなと感心してしまう。

 色んな球種を投げられる上にコントロールが良いピッチャーばかりではないむしろ悪いピッチャーの方が相対的に多いんじゃないだろうか?相手バッテリーの方も外角だけ

じゃ勝負できないと判断するから身体に近い内角を使ってくる厳しいコースをついてくるデットボールになる可能性も頭付近にくる場合もある打者の方も打ち返すために踏み込んでいっているから反射的にすべてがすべてよけられない球速の速いストレートなら

尚更厳しい。硬球は本当に石みたいに硬いから当たったら骨が折れる可能性も十分下手

したら命を落とす恐怖心は脳にすりこまれ残像として残るから今度は腰が引けて相手が

投げる球に対して踏み込めなくなるから強い打球が打てず思うように前に飛ばなくなる

腰が引けているから外角に逃げていくような変化球に合わせられなくなる打率は下がる

 打率が高い選手には打たれない打ちづらい球を投げようとして必然的にくさいところをついていかなければならないそうすることによってボール球も増えていくランナーが

既に溜まっている状況では四球は出せないので甘いところに打ちやすいところに最後は

くるこのバッターからしたら好循環にもっていくことが4割バッターを目指していくには重要。

 イチロー青木宣親や西武の秋山や日ハムの近藤など高打率を残す選手たちは年間の

なかで全体の何割かは内野安打が占めている一塁までの走る距離が右打者より短い左打者の方が内野安打の恩恵は授かれる足の速さも関係してくるけど守備側からすると早く

投げないとアウトにできないという心理から送球がそれてヒットになるケースも多い

イチローもメジャーで3000本以上ヒットを量産して3割以上を10年以上続けてきたが内野安打がなかったらここまでの記録を残せたかどうか怪しいところだ。そんな足が使えて広角に打球を打てて尚且つ左打者であってシーズン200本以上の安打を記録しているイチローや青木や秋山でさえも「4割」の壁は大きいのである。イチローの名言の一つに「4000のヒットの裏にある8000以上の悔しい思い」に向き合ってきたというものがある。それだけどんなに偉大な人物でヒットを人より上手く打てても、

色んな緩急で向かってくる小さなボールを細い木の棒で当てて相手の陣営がいないところに落とすという作業は客観的に見るより実際かなり難易度が高い。バッティングセンターの120キロのボールさえゲージより前に飛ばすことすら四苦八苦している自分には雲のような領域です。