uraurann的野球ツッコムブログ

20年以上野球を観てきて個人的な疑問と勝手な解釈をつらつらと書いているブログです。

スイッチヒッターは何だかカッコいい!

バッターボックスは右打ちと左打ちがそれぞれに用意されていて筆者もたまに近隣にあるバッティングセンターで打つ際は例えば一回につき持ち球が20球あるとすれば、

10球は右打席でもう10球は左席で打てる打てないは別にしてやってみる。僕は右利きなのでやっぱり右打席の方が打ちやすいしボールが当たる確率が高い、だけど左打ち

のカッコよさに惹かれて打席に立つのである。この右でも左でもある程度打てるまで

もっていった選手が「スイッチヒッター」の異名を手に入れられる客観的に言葉の響き

だけを聞いてもどこかカッコいい!僕が野球を実際プレーしていたら監督などから色々

言われるかもしれないが一度は試してみたくなる打ち方だ。

 あの巨人やニューヨーク・ヤンキースなどで大活躍したゴジラで親しまれた松井秀喜

選手は子供の頃は右で打っていたようだが周りから「お前は打ちすぎるからハンデとして左で打て」と言われてそこから左打ちに変えていったらしい。その他でも守備につく

際ボールを投げるのは右なのに打つ際は左という選手はいっぱいいるイチローなんかは

有名どころではそれにあたる。左打ちのメリットとしては、人間の利き手が左より右の方が多いのは確実で日常生活で左利きの人を見ると思わず会話の話題の一つにしてしまいたくなるくらいで相対的に野球の世界でも左投手の方が貴重で右投手のほうが多い。

実際僕は野球をプレーしてきたことがないから体感的にはわからないが右バッターで

右投手に合いまみれると右:右でラインが垂直線上になって投手が投げる球の出どころ

が見ずらかったりするらしいが左バッターで迎え撃つとスペースが出来て感覚的に斜めに懐に対角線上に入ってくるイメージになってボールが見えやすく打ちやすくなり打率などが上がるようになるようだ。よくプロ野球の試合中に特に終盤で左打ちの好打者に対して自軍の左の中継ぎを「ワンポイントリリーフ」させるのは左バッターからしてみれば左投手が投げるボールなどは振りかぶって垂直線上の軌道で入ってくるから窮屈

な感じになって打ちづらいからである統計的にも出ているからベンチの首脳陣はそのような戦法を取る。右ピッチャーの時に左打席に入り左ピッチャーの時に右打席に入って

打つことになるスイッチヒッターは理にかなって端からみると最強に思える。

 また左の方が一塁ベースに向かう際に踏み出す足が右打席に比べて一歩、半歩くらい早く行けるので足の速い打者なら右打席に比べて左打席に入る方が内野安打が増えた

り、また相手の内野陣がゴロアウトを狙う際に焦ってエラーしてしまうこともある。

それに、投手の投げる球も持ち球がそれぞれ違って例えば右ピッチャーでスライダーが

得意だったとして右バッターだと外角に流れて逃げていくなどして打ちづらく感じたのがスイッチヒッターで左打席に入るとそのスライダーが自分にインしてくる感じになって詰まってしまうこともあるが、打ちやすくはなるようだ。

 実際プロ野球の世界でも歴史上名選手や記憶に残る選手スイッチヒッターは存在する例えば80年代カープが強かった時のメンバー高橋慶彦氏やその後出てきた正田耕三氏もスイッチヒッター外国人だと日本ハムなどでクリーンアップを打ったセギノール

印象には個人的に残るメジャーリーグの方だと既に引退したが昨今だとチッパージョーンズが実績などは図抜けている。僕もそうだが「スイッチヒッター」=でアンケートを

日本のプロ野球のファンに取ったら多分多くの票が松井稼頭央選手に入るでしょう!

丁度松井選手が西武ライオンズ所属でまだ20代の全盛期だった頃僕は中学生くらいで

目のあたりにしていたのでインパクトが強いです。足がまず速く盗塁で有名になったのが最初でしたが徐々に長打力もついてきて右でも左でも広角にホームランを打つことが

できるようになり最終的にはトリプルスリーまで達成しました。ルックスも華やかななので見栄えがいいのは間違いないが、右でも左でもフォーム違えどコンスタントに打てるのが何よりカッコよかった。なんの華もこれといった特徴がないような選手もスイッチヒッターになるだけでプレーに何となく華がでる気がする。阪神の守備の名手である大和選手も今年から遅い取り組みであるがスイッチヒッターに挑戦していますが、全体

で見るとほんのわずかしかスイッチヒッターはいません。スイッチヒッターに変えることで得られるメリットよりデメリットが多かったり本人に上手いことフィットしなかったり打てないのが原因なのでしょう。「言うが易く、行うは難し」相当な本人の努力量とポテンシャル、センスのようなものがないと身に付かないのでしょうね!