uraurann的野球ツッコムブログ

20年以上野球を観てきて個人的な疑問と勝手な解釈をつらつらと書いているブログです。

レンタル移籍について

所属先の契約を残して結んだ状態のまま期限を設けて他チームに移籍することのできる

「レンタル移籍」というシステムがヨーロッパサッカー日本のJリーグでも設けられて

いる。移籍元のクラブではなかなかスタメンに名を連ねるまではいかないがなかなか

の有望株で出番を作ってあげたい、その場合期限付き移籍で可愛い子には旅させろ!ではないけどある種の武者修行に行かせることができ給料は相手先持ちな上にその選手の

育成に繋がり移籍元に再び戻ってくる頃には違う環境にもまれて逞しくなって成長して

帰ってくるメリットが移籍元のクラブにはあるし、選手側としても移籍元では試合には

なかなか出れない歯がゆい気持ちだったのが期限は設けられているが新しい環境に行くことにより移籍先では試合に出れるチャンスがもらえるかもしれない、必ずしも上手く

いくことが確約できるわけではないがクラブ側とクラブ側、選手側とクラブ側など両者

にとって新たな風を吹き込み可能性を探っていくためには理にかなったようなプランが

「レンタル移籍」にはある。

 サッカーでは当たり前のようにされているレンタル移籍だが日本のプロ野球では、

選手会がレンタル移籍と同じようなシステムでメジャーリーグや最近では韓国の方でも

自軍のチームでは出場機会がなく半ば飼い殺しのようなチャンスを求めている選手を

シーズンの終了した後ぐらいで各球団が選別してドラフトに出して他の球団がその選手のことを求めたら移籍できるという「ルール5ドラフト」という救済措置を要望として

出しているようだ。そのためにはプロテクトや壌渡金など解決していかないといけない問題があるそうだ。この点がもしもクリア出来ればFA移籍やトレード以外でも移籍の

可能性が広がり2軍や3軍で燻っている若手選手なんかにも、もしかしたら移籍して

環境が変わって新たな場所でイチから再スタートできれば開かなかった才能の芽が出て

花が開くかもしれない。現に今のプロ野球でも移籍元の球団ではなかなかチャンスがもらえず不遇な生活をしていても戦力外からの再雇用を含めて新たな移籍先で以前に比べて輝けるプレーをしている選手達も少なからずいるのは確かだ。

  日本国内のプロ野球だが昔から助っ人外国人は大きな味方だ、その外国人選手達の

出来不出来によってシーズンの順位争いが左右されるといっても過言ではない。現在

1軍登録できる外国人の人数は一度に4人までであるが、外国人の支配下登録の人数

自体には制限がないのである。育成枠からでもシーズン中支配下契約になることも勿論

ありうることだ。なのでそれだけ1軍に昇格できてプレーできることは選手個人個人の

力量もさることながら何かしら「運」の要素や丁度いいタイミングなどが絡まなければ

難しいことはいうまでもない。なので「レンタル移籍」がそういった問題を解消することに対して一石を投じることになりうる可能性は十分にある。

 独立リーグ四国アイランドリーグなどを含めると一昔前と比較すれば野球をプレー

しながら贅沢しなければ何とか生活できる環境は増えてきてはいるが、日本のプロ野球は現在12球団と少ない長いこと球団数は変わっていない16球団にするアイデア

提案もなくはないが親会社問題など含め難しい難題なのだろう。メジャーリーグの方ではシーズン中にもかかわらずチームの中心的なスター選手が平気で他チームに移籍する

日本ならまずありえないファンからもブーイングがきそうだ。でも、こんな常識的なような型にはまったような考え方をしているようじゃプロ野球の新たな人気や面白さは

出せないでしょうね!一人でお客さんを呼べるような本当のスター選手のような逸材は

正直しょっちゅう出るわけじゃない、プレーヤーの魅力だけじゃ足りなくなってきているなら組織の仕組をちょこっとでも思い切っていじってみるのも個人的には良案だと

信じています。誰かパイオニアよ出て来い!この閉塞感のある組織や毎日に刺激になる

ような風穴を開けてくれ!