uraurann的野球ツッコムブログ

20年以上野球を観てきて個人的な疑問と勝手な解釈をつらつらと書いているブログです。

先発投手とリリーフ投手の役割や待遇の違い

せっかくプロ野球選手になったのなら2軍でくすぶらずに1軍に上がって活躍して

人気者になって年俸もウハウハ貰いたいものですがそこは実力主義の下克上の世界

ドラフトにかかっていざプロ野球選手になっても、その余韻に浸る間もなく新たな

戦いが始まる身近に例えると結婚してからがスタートに何となく似ているな。新たな

戦いとは何か?一軍の切符を掴み取るのである試合に出てポジションを掴み取るには

まずそこが目標だ。 

 1球団の支配下登録選手の上限は70人で1軍の登録選手は28人でその内実際に

ベンチ入りできる選手は25人までとなる3人は登録はされていてもベンチからは外れる大概は、その日に投げない先発ローテーション投手になる。その25人の内訳の中で

監督などが、先発、中継ぎ、抑え、捕手、内野手、外野手、控え野手などを考え振り分けていくが、どのチームも投手の編成は全体で11~13人で先発が5~6枚中継ぎも

5~6枚で抑え投手が勿論1人となるケースがポピュラーだ。残りが野手のメンバーに

なる仕組みになる。

 現代の野球は投手の分業制と言われておりメジャーリーグからの流れで昨今ではWBC

でもルール化されているように投手にはある一定の「球数制限」が設けられているような感じに日本の方でもなってきたいつの間にか、僕がまだ子供の頃見てた時はまだまだ

完投完封する先発ピッチャーが多かった記憶があるが、最近ではどの球団でもある程度

の球数「100球」を超えたあたりでリリーフに託す傾向にある。ノーヒットノーラン

継続中とかならまた話は変わってくるだろうが、投手の肩は消耗品と言われているように学生の頃から投げまくってきた疲労蓄積などがたたり肘や肩にダメージがきてケガに

繋がるからである手術とかなればリハビリ期間など含めそのシーズンは棒に振ることも

下手したら数年間かかったり完治しても以前のような球威や切れなどが戻らずそのまま

残念ながらフェードアウトしてしまう事も多い。だから、先発は現状6回か7回ぐらい

でマウンドを下りて勝っている段階もしくは競っている状況なら勝利の方程式といわれるセットアッパーやクローザーにバトンタッチする点差が開いた状態で負けていたら

いわゆる敗戦処理といわれる役割のリリーフにケツを拭いてもらう格好だ。どんなボロ

負けしていても高校野球と違ってコールドゲームにはならないので9回まで試合をやらなければならない、そんな時に「勝利の方程式」勝ちパターンのピッチャーをつぎこめ

ないのである。だからこそリリーフも5~6枚必要で各々暗黙了解のようなもんで多分

役割分担のようなものがチーム内でも課せられているはず。

 先発投手は中5日から中6日でローテションを回し自分が登板した以降また次の登板する日がくるまでストレッチや調整や練習や休養にあてるチームに帯同して一緒に応援

するケースや遠征先のホテルや地元なら家に帰ってリラックスする時間を持てたりできるらしい、それに代わって中継ぎ、抑えを任されるリリーフ投手はその日の試合がどう

なるかなんてわからないから先発とは違い常にベンチ入りし、ブルペンで待機し状況を

見ながらピッチングコーチなどの指示のもといつでもマウンドに行けるようにブルペン

でキャッチャーを座らせ投球練習し肩を作るのである。僕自身ピッチャーの気持ちなど

分かってあげることは到底できないが、客観的に見たらリリーフ投手の方が先発に比べたら毎日いなきゃいないといけないのだから「しんどい」とは思う。勿論「やりがい」

が先発にはないものもあるのかもしれないが、リリーフ側からすると早い回で打たれて

マウンドを下りたりある程度長い回を投げてくれないと「たまったもんじゃない」という気持ちになって内心不満がでるのも致し方ない逆に先発が頑張って一人で投げてくれて快投してくれるとリリーフも休めるのでありがたい。つまり、もちつもたれつなのだ

しかし、案外リリーフの方が年俸は安めだったりするトータルのイニング数はそんなに

投げてなかったりするからである。いくら毎日ブルペンで待機していても球団の評価は

投げて結果を残してナンボなところがあるからである。

 先発が頑張って8回まで投げて勝っている状況でも抑えが一瞬してその頑張りを消してしまうこともザラにある中継ぎもそうだが1球の重みはリリーフの方があるだろうね

「抑えの守護神」「ストッパー」なんて抑えて当たり前だからもしも打たれて逆転されて負けるようならファンなどからの火の粉を一身に浴びる最後のマウンドにいれて抑えようもんならカッチョイイ瞬間がスポーツニュースに映るから抑え冥利につきることも

あるが基本的に緊張感は半端ないと思って間違いない。それに比べ中継ぎは地味な役割

だが、あまり目立ちたくない縁の下のような存在が性格に合っている選手ならうってつけのポジションだ。

 先発投手とリリーフ投手はそれぞれ一長一短あるがチームが優勝するためにはどちらのポジションの投手の活躍も必須でなければならない「投手分業制」と役割が囁かれて

いるが、気持ちの中では「投手一本化」がチームのなかであれば結束が強まりチーム力

も自ずと上がっているのではないか?とファン心理としては思う。

因みに個人的には選べるなら先発がやりたいです。お願いします。