契約金の使い道
世のサラリーマンの生涯年収は高卒、大卒など違いはあるが大体2億円で多くても
3億円とされている。新卒から定年を向かえて一生涯で稼ぐ人間一人の金額がその
くらいの額だ。これが多いのか低いのか月収や年収なら分かりやすく比較できるが
生涯収入だといまいちピンとこないが、プロ野球のドラフトにかかり上位指名されて
1位になった日には高卒だろうがなんだろうが契約金「1億円」を入団にこぎつけば
手に入れる資格を持つ。サラリーマンの40年かけて積み重ねた賃金の1/2ぐらいの額を20歳前後の若者にもたらされる、この年齢でこんな環境に置かれるのは早咲きの
芸能人かプロ野球選手の有望株だろう、少なくとも日本という国じゃそれ以外じゃなかなか難しいんじゃないか?宝くじは別としてユーチューバーくらいか?可能性があるのは?一夜にしてそんな額が振り込まれる気持ちというのはどういったもんなのか一度は
経験してみたい個人的には、さすがに振り込まれるっていっても親御さんさりが管理するんだろうけど・・・。
一応「1億円」もらえていいなぁ羨ましいなぁという感じだったが、契約金の額面
道り丸々全額もらえるわけでなく大体半分は税金でもってかれるようだ厳しいけどね
なので仮に1億円貰ったとしても実際の額は半分くらいの「5000万円」ということになる。それでも一般人からしてみたら半端ない額だけど、当の本人または周辺の人達
はさぞかしガッカリすることだろうもしかしたら怒りの感情も湧くかも(こんなに取られる)のか?と。
残った契約金はお礼回りそれまでお世話になった野球の監督など周囲の人サポートしてくれた人に対してのお礼をしたらほとんど残らないという話もあるが、球団の方が
契約金の方は管理していて後々渡す形になるという一説もある。そんだけの大金を持つ
ことを持っている証拠をマスコミ、メディアを通して知れ渡ってしまうわけだから変な話トラブルになるようなケースを見越しての対策かもしれない。
プロ野球選手には退職金などはないし、思うような活躍ができなかったら数年で戦力外
通告を言い渡れる例も少なくはない、チームを強くしていくために球団運営をしなければならないのでシビアな部分もある。それまでの人生バイトなんかしないでプロ野球の
選手になるために頑張って日々の練習などに時間を費やしてきたようなものだから他に
どんな職種があるか?自分には何があるか?向いているか?どうすればいいか?などと
引退後に悩んでいる様子がテレビの特集などで伺うことができれば、契約金などのまとまったお金があれば多少なりとも精神的には余裕はできるだろうし例えば飲食店経営など新しい生業に着手するにも動きやすい。
その人その人の性格や気性にもよるだろうが、個人的には経済的に苦しんでお金を稼ぐ大変さや難しさなどを痛感している自分としてはもしも我が子がドラフトにかかって
大金を得ても迷わず「何かあったときのために貯金しとけ」とは一応言っとくかもしれない、本人の人生だとしてもね。