ドーム球場の人工芝は足を壊しやすいのか?天然芝がいいのかどうか。
日本の主にプロ野球で使用されている地方球場以外でそれぞれのチームが本拠地と
している球場はチームがセ・リーグとパ・リーグ合わせて12チームあるのだから
自ずと12球場存在するその内ドーム球場が半分の6つで後の半分は屋根などがない
外で行う球場である。さらに選手たちがグランドでプレイする際に大きな影響がある
と思われる芝に着目すると「天然芝」と「人工芝」に分けられる。
〇天然芝の球場
・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島の現状3球場
〇人工芝の球場
・札幌ドーム
・東京ドーム
・京セラドーム大阪
・福岡ヤフオク!ドーム
・明治神宮球場の9つの球場で採用されている。(但し、オリックスは昔でいうグリーンスタジアム神戸2011年2月14日から現在までネーミングライツにより弁当業界
で有名なほっともっとが勝ち取りほっともっとフィールドとなっている)
実際に僕自身は野球を観るのは勿論好きだがプレイの方は全くしないのでそれぞれの芝
の良し悪し具体的な体感的な感触はわからないので何ともいえないが、プレイする選手
側からすると実際に身体の負担、疲れ、ケガのしやすさは明らかに人工芝の方が
「しやすい」みたいだ。そこら辺を個人的に詰めて考えてみたい。
2つの芝をそれぞれ比較してメリットとデメリットを考えると「このように」なる
〇維持費
初期費用は天然芝の方が安く人工芝の方が安いが、手入れなどの手間、管理などは
天然芝の方が難しい怠ると芝が悪くなる人工芝は1度施行したら10年くらいは持つ
みたい。トータル的には天然の方が高くかかり、ドーム球場じゃ日光が使えない
から天然芝を育てるのは物理的に困難。
コスト的安さは、天然芝<人工芝
〇天候
これは一目瞭然でドーム球場は台風など余程のことのない限り試合が決行されるのに
対して屋外球場は少し強い雨が降ったら中止になってしまうケースが多い。危険だから
であるケガや体調にも後日影響したりする可能性がある。プロ野球は年間140試合
以上行われるわけだからしょっちゅう中止になってしまったら年内に終わらないドーム
球場の恩恵はその点は受けている夏でも涼しいし、ダブルヘッターなど過密日程におわ
れなくて済む
天候の影響は、天然芝<人工芝
〇多目的使用の不可
ドーム球場などは、年間のうち野球以外にもコンサートなど使用できるその際は人工芝
を巻き取ればいい。他にも多種イベントや一般人でも一定の代金を払えば使えてたりする運営側からしても野球以外で収入があるのはデカいだろう。球場の維持費もバカにならない。天然芝だと芝は巻き取れないし、せっかく植えて育てた芝がダメになるから
多目的使用は限られる。
多目的使用は、天然芝<人工芝
〇お客さん側の視点
これは僕の主観になってしまう部分も大きいが、野球観戦は屋内より空の下で応援する
屋外球場の方がいい。屋外球場もいくつか人工芝で行っている球場はあるがお客さんの
目線で見ても天然芝の方が美しさは勝るし何となく気持ちいい。なので、
個人的観戦の視点は、天然芝>人工芝ということにしてください。
トータル的に考えると選手たちからするとケガに繋がりやすい人工芝は不評になることも多いかも知れないが、運営側からすると色んな面を鑑みると人工芝のメリットの方が
多いことは明らかだ。 しかし、海の向こうのメジャーリーグの球場は大半が天然芝
だし試合数が全然違うがJリーグも天然芝でプレイしている。なので将来に日本のプロ野球の流れももしかしたら変わっていくかもしれない。